今まで観てきたウェス・アンダーソン監督作品はどれも沢山のものが詰め込まれてたが、今回はまた凄かったな。また挑戦的なことしてるこの監督。
ただ悲しいことに、この映画を解釈して感想を書けるだけの力が私には無かった。
私が観た作品のほとんどは『喜劇』って印象が強く残っていたけど、今回はめちゃくちゃ濃いヒューマンドラマだった気がする。そっちは弱いんや私。人の心が分からん。
観れば絶対印象に残る凄まじいシーンがあるんだが、あれは一体どう言葉にすれば…………。
SFのシーンはSFのシーンで、監督の描く空気が色濃く出てて、そっちも言葉にし難い不気味さがある。
シュールでコミカルさもありつつ不気味さが襲うあの空気、他じゃまず見ん。しっかりSFもしてる作品だった。
