アーモンドフィッシュ

アステロイド・シティのアーモンドフィッシュのレビュー・感想・評価

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)
3.1
京都の出町座でやってるって聞いて、映画館まで足を運ぶか、それとも気軽にサブスク(U-NEXT)で見るか、かなり迷ったんです。でも結局、サブスクで見ることにして、それが本当に正解だったなって思いました(笑)

ウェス・アンダーソン監督の作品は、その独特の雰囲気で、人によっては好みが分かれるかもしれませんね。私の場合は、監督のユーモアがいまいちピンと来なくて、ちょっと退屈しちゃいました。ここが爆笑ポイントなんだなってわかるんですけど、どうしても笑えなかったんですよね。

映画って、つまらないのと合わないのがあると思うんですよね。つまらない映画は総じて評価が低いし、自分の評価も低い。合わない映画は周りの評価は高いけれど、自分には合わない。この映画も、その典型的な例かもしれません。評価は高いけれど、私にはちょっと合わなかったんです。

映画の舞台は1950年代の砂漠の町アステロイド・シティ。ジュニアスターゲイザー賞の授賞式に集まる天才子供たちとその家族が中心となって話が進みます。そこにある日宇宙人が現れて、さあ大変という展開。豪華なキャストには本当に驚きました。よくこれだけ集められたなと…。個人的にはスカーレット・ヨハンソンが15歳の子の親役をやってるのに、ちょっとショックでした💦

見どころは、やはりオシャレな世界観ですね。デザインも本当に凝っていて、視覚的に楽しめます。ただ、ウェス・アンダーソン監督特有のスタイル、例えばカメラ目線で感情を出さずにセリフを言うなど、クセがあるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。

というわけで、この映画はウェス・アンダーソンのファンにはおすすめです。でも、彼のスタイルが苦手な方には、ちょっと合わないかもしれませんね。