これは…
50年代をよく知っていて映画にも精通していて、且つウェス・アンダーソンにも詳しい上で頭が良くないと理解は難しそうだ…
とりあえずわからなさ過ぎるので鑑賞後いくつか解説を読んでみた。
それでも完全に理解できてない。
劇中劇というのは観ていて分かるし(何なら説明あった)なんとなく背景は分かる気がするけど、何故カラーの劇中劇で終わったのか、劇中劇の中でさらに別の演劇の練習をする風景、ヤバい入れ子構造、その中での登場人物たちが役通りの行動をしているか怪しくなったりして境界線が分かるようで分からなくなってしまった。
カラーともモノクロの使い分けが現実と作り物を分けていると考えて大丈夫なのかすらも疑わしくなって来てる。
画面はずっと可愛いのにずっと頭に???と浮かぶのが止められず中盤理解が追いつかず非常にキツかった時間もあったけれど、最後に全部わかり易く回収してスッキリさせてくれる、
なんてことはなく理解できていないまま荒野に置いていかれた。