かえるのエリー

アステロイド・シティのかえるのエリーのレビュー・感想・評価

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)
3.6
ウェス・アンダーソンと出会ってから貪る様に彼の作品を観てきた、それはまるで彼の作品への出演を望む演者の様に。が、それも前作「フレンチ・ディスパッチ(略)」で全然ノレなかったため一旦区切り。本作がアマプラに来ていたので久々の長編となった。



以下ネタバレ感想



架空の都市という前振りをしつつも、広大な荒野や時代背景からしてめちゃロズウェル(笑) 途中でまさかの「マーズアタック」味もあり、前作よりも楽しめた。

今回のカラーパートは徹底してオレンジ味のサンドカラーで統一され、衣装といいとても可愛かった。モノトーンとの対比も非常にわかりやすい。ただ作品を重ねるごとにストーリーは二の次な事は否めず、どうしても瞼は重くなる。

相変わらずキャストは豪華。常連はもちろん、名前は思い出せないけど見たことある人ばかり。エイリアンにハエ男を添えるセンス(笑) でも“主役”と呼んでいいオーギーが誰だか解らず、最後の5分くらいで、あっ!「天才マックスの世界」のマックスか!!と気づく。。。(ちなみにキャストを見てマーゴット・ロビーがオージーと知る)

・・・とくだらないレビューになるほどに、ストーリーに関して特に語る事はない。でも次もまた観るんだろうな。。。