かなり好き
あゝ劇場まで行けばよかったと大後悔
今回の映画は、テーマが設定されたアフタヌーンティーを頂いてるような感覚だった(これで伝わるのか？笑)
やっぱり仕事が丁寧で、遊び心も散りばめられてて、お馴染みの奇妙さは作品を通じてあるのだけど、
ご褒美をちまちま頂くような心地よい途切れ感があって、
ガツンとした重厚感やスパイス・刺激感はない
だからこそ気軽に非日常感がある場所で癒しをもらってるような、そんな映画だった
相変わらずメタ構造が秀逸なのと、
物語を作っていく側の紆余曲折や心理ってまさにこんな感じだろうと疑似体験できた
何を写すか、取捨選択にウェスらしさが光る
出演者リストにあんまり注目してなかったけど、見覚えある豪華な顔ぶれがズラリ。
しかもウェス作品常連さん多し
きっと作風・監督の癖と、俳優さんの相性ってあるし、勝手がわかってる俳優だと演技の説得力が段違いなんだろうなと
皆ノリノリの演技すぎて、楽屋で散々楽しい時間過ごしてたんだろうなとか勝手に想像しちゃう
そしてやっぱり芝居がかったセリフの作り込み具合がうまい。絶妙に刺さる語彙。
何なら英語字幕で見たかった
