もんからまり

硫黄島からの手紙のもんからまりのネタバレレビュー・内容・結末

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

父親たちの星条旗を見た後に。
エンドクレジットにスティーブンスピルバーグの名前あってびっくりした。

父親たちの星条旗より重苦しくて暗くて、胃が痛かった。日本人だから〜とかではなくシンプルにほぼ戦闘シーンだから気持ち的にきつい。
戦争映画はいくつも見てるけど、捨て身で突っ込んでくる日本兵はやっぱり怖いし、あの狂気はおかしいよ。全員がそうではなかっただろうけどそうゆう教育を受けて洗脳されて、時代と戦争がそうさせてしまったんだな。日本とアメリカでの考えかたの違いが対比されてて凄く良く分かる。
でも同じ人間である。米兵の手紙を読むシーン良かったな。戦争って当たり前のことも分からなくなってしまうんだね、やらなきゃ殺される、やられる前に殺る。降伏したって殺されるかもしれないし捕虜になったらどんな扱いを受けるか分からない、、、戦争なんてなくなればいいのに。

父親たちの星条旗で、米軍の衛生兵が十字マークつけてなかったことに違和感感じていたのだけど、日本兵は衛生兵狙い撃ちにしてくるからってこと?めちゃくちゃ卑怯じゃん。

渡辺謙演じる栗林は最後までかっこよかった。だから悲しい。ニノは国へ変えれたのだろうか。