猫そぎチャンスペロッテ

ベルリン・天使の詩 4K レストア版の猫そぎチャンスペロッテのレビュー・感想・評価

4.4
1987年西独/仏
監督/ ヴィム・ヴェンダース
出演/ ブルーノ・ガンツ(👼ダミエル)/ ソルヴェーグ・ドマルタン(踊子👯マリオン)/ オットー・ザンダー(👼カシエル)

ベルリンは天使の住む街、、天使ダミエルは、ベルリンの天界から人々の心の声を聞き、彼らの苦悩に優しく寄り添っていた、、

👼ダミエルや👼カシエルが眼にするものは退廃した人間社会だ、、その時代以前に起きた戦争を象徴する壁が今も残っている、、

そして舞姫マリオンはサーカスのブランコ・ロープ芸で生計をたてている、、がしかし不況でサーカスは経営が破綻しそうだが、、今はまだ手立てがなく、マリオンは明日から何をして生きていけばよいのか迷っていた、、

👼ダミエルは人間社会は寂しくて悲しくて救いのない世界だと思っていた、、
天界から見るとこの世はごみ溜めだ、そして戦争は終わった時から始まっている、


神は不誠実で不完全な人間を造った、、神は見守り役に天使を造った、そして天使も不完全であり人間の本心が分からない❗

👼ダミエルはマリオンの心の声を聞く内に
実際のものとは違っていた(シランケド❗)
真実の声が聞こえてしまうと、なにが良くて何が良くないのか分からなくなる、、👽

とうとうダミエルは決断する、🌞
舞姫マリオンに出会い彼女に恋をしたダミエルは、天界から人間の世界に降りることを、、

もと👼のコロンボ(ピーター・フォーク)にも励まされ、自分は間違っていないと確信した、、いまはなにより嬉しくて楽しい、、コーヒーも美味い、

水平に正しいことも垂直に見ればどんなものか、
正しいものなんてどこかでお釣りが戻るようなものじゃない、、第一、天使はカラーも知らない!


もと天使のダミエルが語る前に、マリオンは告白する、、ずっと今までは寂しくなかった・・と、寂しさを感じる時は、自分を理解した時だと思う🩷、、もう偶然はおしまい、いまが真剣になる時、いま私は寂しさを感じる、だから心を開く、、💕

ダミエルは思った「空の太陽以外にも太陽はある」
と・・・つづく

(昔のパートカラーを思い出した😄、、とても素敵な映画でした・・・感謝🐰)good❢