IT坊や

ベルリン・天使の詩 4K レストア版のIT坊やのネタバレレビュー・内容・結末

2.7

このレビューはネタバレを含みます

名作復刻上映みたいな形で鑑賞。
「perfect days」が良かったので、間違いないかなと選びました。結果、わ、分からね〜!

セリフの7割は何を言っているのか分からない。ポエムをひたすらぶつけられる感覚で、映画全体の静かな雰囲気も相まって眠気が凄かったです。

特に分からなかったのは、交通事故で瀕死の男性が単語を唱え続けるところ。プッチ神父の「カブトムシ」みたいだなと思いつつ、浮かんだ?マークを全く処理する事が出来ませんでした。困惑。

天使が人々の苦悩を慰めていて、その1人が人間として転生する。世の中には、意外と元天使も多い。このプロット自体は面白いのですが、とにかくスローペース。エンタメとして楽しむのはけっこう無理がある気がします。

でも、これって名作なんですよね…?
興味本位でゴダールを観た時の困惑に近いのですが、こういう作品って、皆さんどんな風に楽しんでいるのでしょうか?
ドントシンクフィールで体感する?眠くなるのも一興?煽りはなしで、本当にどう味わえば良いのか分からない。

逆に言えば、こういう作品を味わえるようになれば、自分の映画人生は豊かになるんだろうなと。
ちょっと勉強が必要かもです。今の自分では、中々難易度が高かった…!
IT坊や

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