基本、難病ものは苦手なのですが、海外のはそれほどシリアスでなかったりお涙頂戴感がないので、楽しかったです。よく他のレビューで「アメリ」と比較されていますが、自分はそれを観た記憶がないので、既視感はさほど感じずに済みました。
話の中で、主人公の親友二人が、主人公のためにあることを決行しようとする場面がありますが、自分はあまりその行為に賛同できませんでした。まるで小道具でも作るかのような発想に思えましたし、主人公がいなくなった後のことを想像すると、悲惨な結末にしかならない気がして、どうしても美談とは受け取れませんでした。
とはいえ、全体的には明るい感じで、万人受けするいい作品だったと思います。
