藤井道人だから、観に行った。
普段、難病もの、恋愛ものは避けるのに。
全然違和感なく見られたし、なんならすごく感動した。
余命10年という、長いのか短いのかわからない限られた命をどう生きるか。
人は期限を決められると強いし、先が見えないと堕落的に生きてしまうということをまざまざと感じさせられた。
病気にフォーカスした内容ではなく、病気はあくまで背景で、それを背負った人間の一生と支える人達の群像劇。
ラストもあまりこれ系の映画では見ないラストで、モデルになったご本人の人間性が素晴らしい人だったんだろうと思った