このレビューはネタバレを含みます
映像すごく綺麗だった。音楽もすごくよかった。野田さん天才だな〜。シーンと音楽が全部あってた。音楽も相まって感動が倍増。
まつりが思い出振り返ってるときやまつりが健康だったら、、の想像してるシーンとか本当に映像が綺麗だった。
海のシーンが最高だった。青春って感じ。
内容は予告の通りで想像できる結末だったけど、まつりと和くんはお互いに依存する関係ではなく、それぞれが頑張っていて、それがよかった。
まつりは自分の病気を言いたくない。和くんはまつりが病気だなんて知らなくて、振り向いてもらえないところがもどかしかった。
まつりと和くんの最後の旅行、スノボが切なかった。自分の病気は不治の病。これ以上和くんといると死ぬのが怖くなる。この関係は終わり。わかったって言ってって切なすぎた。お互い大好きなのに、和くんはまつりを思って身を引く。
スノボからまつりが家に帰ってきて、お母さんに寄り添って「死にたくない」と泣きながら弱音を吐いたシーン、泣けた。お母さんの言葉「まつりより早く泣いたから後悔してる。もっと泣いたり叫んだりしていいのよ」と優しい聖母みたいだった。
まつりの家族素敵だった。お父さんは静かに家族を包み込んでくれる。お姉さんは言葉はきついけど愛を感じる。お母さんは優しい笑顔が印象的。
ありきたりだけど、健康に生きていることに感謝して、日々を大切に、周りの人を大切に生きたいなと改めて思った。