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余命10年のkanaのネタバレレビュー・内容・結末

余命10年(2022年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

“あと10年しか生きられないとしたら、あなたは何をする?“

そんな問いかけから始まる映画。

春夏秋冬の描写が当たり前であるのに、茉莉にとっては当たり前ではない。1人で病室で過ごしていた毎日から、どんどんと友達や恋人、家族との笑顔のシーンが重なっていく。

『肺高血圧症』
今の技術でも治す術がない、予後不良の進行性の難病。
30代前後の女性に多いが、100万人に2〜15人の発症率。

茉莉が、和人との旅行から帰ってきて母に寄り添い、まだ生きたい、死にたくないと言うシーンがとてつもなく辛かった。

当たり前に過ごしている毎日だけど、意味を持って生きなければならないと改めて思わされる映画。
原作も読みたい。
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