ちゃ

余命10年のちゃのレビュー・感想・評価

余命10年(2022年製作の映画)
4.2
命や病気ものは必ず悲しくなるから
観るのはあまり得意な方では無いのだけれど、なんとなく、ふと見てみたいな、と思って久しぶりの映画館で鑑賞。

茉莉を見ていると、
本当は満たされている私なのに、目の前の幸せに目を向けることが出来ずに苦しんでいることに気が付いてハッとさせられて。

自分が和人と重なって、茉莉が優しさと勇気を与えてくれました。


守りたい人のいる人生は強い。
その分苦しいこと悲しいことも増えるけれど、それが生きるってこと。

誰かを想い生きる人生は素晴らしいなって、改めて感じました。

どうしようもできない運命があっても、
誰かの力になりたいと思ったり、
優しさを与えられる人でありたい。
特別なことをしなくても、
誰だって、今この瞬間から出来ることがあるんだと思うと、下を向いている暇はないなと思います。

たくさん泣いて、
でも私にとって、生きる勇気を与えてくれる映画でした。
ちゃ

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