生きるというかけがえのなさを。
日本の四季折々の美しさと。
桜の儚さに重ねながら。
健気に強く震えて。
生き抜いてた。
実話を元にした映画化。
原作の設定とは違うようだけど、それは原作のリスペクトをしたうえで映画に合うように変えたのだなと推察できる出来栄えだったように思う。
緩やかな描写もありながら、まさに流れるかのように月日を日本を感じながら映した展開は非常に美しかった。
茉莉の命の息吹のように、動き変わるハンドカメラのフレームワークが胸を締め付けてくる。
タイトルから結論はわかるし、展開も読める。それでも伝えたいことは本当に伝わったと思う。
役者というのは凄い職業だなと心底尊敬します。
どうでもいい毎日を生きれる幸運と幸せを。
胸を張って生きていきたいと心から思います。