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余命10年のなのレビュー・感想・評価

余命10年(2022年製作の映画)
3.6
小松菜奈目当てでの鑑賞。
病気ものって「泣かせよう」感が強いと冷めてしまう、あまのじゃくな質であるが、この作品はそれがなく、まず映像が美しかった。
野田洋次郎が言っていた「映画の邪魔をしない」音楽は、存在感は最小限だった。それゆえエンディングで圧倒的存在感を出してきて、感涙を促す。
個人的には坂口健太郎が…品がありすぎて、焼き鳥屋さんには見えなくて、他のキャストが良かったかも。(個人的、好みの問題。演技は問題ない。)
ビデオカメラのモチーフがアクセントとなっていて良い。
家族のシーンが一番泣けた。
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