こぼちゃん

パリピ的アフターライフの始め方のこぼちゃんのレビュー・感想・評価

4.0
監督:スティーヴン・ヘレク、脚本:キャリー・フリードル、25歳の誕生日、パリピ美女が死亡し、天国か地獄のテストを受ける。

キャシー(ヴィクトリア・ジャスティス)は楽しい毎日を送っていたが、25歳の誕生日を迎える前に、パーティー後にトイレで滑って亡くなる。

一年後、天使のヴァルと出会い、天国か地獄の試験を受ける。
①喧嘩したままだった、親友のリサ(ミドリ・フランシス)との仲直り
②生前話しをしなかった、父・ハウイーとの仲直り
③昔家を出て行った、母・ソフィアとの仲直り

スリムで足が長くスタイルのいい、ヴィクトリア・ジャスティスがファッショナブルで格好いい。イケイケの主人公に対し、内気で、博物館で古代生物の発掘の研究をする親友。

喧嘩もするけど、彼女にとっての幸せは何か。スローライフをする父や、距離を置いている母の幸せは。

相手を知ること、悩みや幸せを共有することは、巡り巡って、自分の幸せに繋がる。情けは人の為ならず(自分の為)。

会社でも、見入りは絶対条件の一つですが、商品を買ってくれる人の笑顔を見れたり、声を聞くと、やりがいを感じます。

尊敬する上司や先輩は多々いますが、その中でも、感謝している先輩二人は、仕事を認めてくれた人。

一人は、2000万円の自動運用システムの提案を、一瞬で決済してくれた人。人員削減と機会損失の低減で年間、2000万円の利益は出るのですが、しっかり話を聞いてくれ。今すぐやらんかいの一言。

一緒に、先輩の地元、広島でのIBMセミナーに連れて行ってくれ、美味しい魚と酒を飲みながら、小児まひで足に障害が残る人生や調査室でヤクザにもお詫びを二回も入れ男気を買われたこと、とても熱く優しい先輩。

二人目は、中国法人の社長も務めた執行役員で、その後、外資系の副社長になった先輩。日本と北欧の小さな合弁会社に、出向してきてくれた時、新しいブランド損益システム開発を許可、人事政策や施策も支援。

部下に手柄を立てさせるだけでなく、私の昇進の為に本社のお偉方、5-7人にプレゼンしてたことを後で聞き、頭が上がりません。韓国ドラマ、ミセンを思い出す。時に厳しさもあるけど、いつも優しがあり、失敗は全て自分で被り、成功は部下に渡す、時には上にも戦ってくれる人。

人に寄り添って、幸せを考えてくれる人には、誰もが感謝したり、報いたいと思う。パリピ族でファッショナブルな楽しい人生だけでなく、人の幸せへの手助けは、自分に返ってくることを再確認させてくれました。
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