あしたデートを控えているみなみは、友人の八重子の家に相談をしに行く。
居心地の良い八重子の家の雰囲気にだらだらと、とろとろとしてしまう。
八重子は恋人からの連絡をめんどくさくて無視してるようだ。
デート前夜、突然明日のデート相手と会うことになってしまったらなんか居心地悪い。
夜の、しかも仲良しの友人宅に居る自分の姿は全てを晒してしまったような恥ずかしさがある。
しかしみなみたちはそんな状況は想定内だったのか、そんな驚いていないように見えるのが不思議。
だれかのあったかもしれない時間。
それは照れ臭くて、そして一筋縄ではいかない、不器用な空気の流れる恋愛前夜。
みなみが老けファッションで、まさか大学生だとは思わなかった。