あらすじ見て「なんか『童夢』っぽいから観てみるか」と思って観に行ったら『童夢』でした。
観た後に確認したら本当に大友克洋先生の『童夢』に、まんまインスパイアされて作られた映画だったので、そりゃ当然のことでした。
ただ、現在のこのタイミングで映像化するのなら、こーだよね!と感じる部分が満載で非常に良かった。
いわゆる『呪術廻戦』における天与呪縛という概念で作られていて、精神障害がある女の子や、皮膚が弱くて顔面にアザがある女の子や、母子家庭の少年など、なにかしらのハンデを持っている子どもから能力を持っているという部分が語らずとも伝わってきて良かった。
「心で痛みを感じている」
中盤の母親とのシーンで思わず号泣。
はぁ、良かった。
しかし、それにしても、グロい!猫のシーンは胸糞すぎて耐えられない人もいると思う。
あれを無邪気とは言い難い。
全体的に丁寧な作りなのはいいんだけど、少し長い、もう少しテンポよくいけたとは思う。
けど、好き、面白かったー!