このレビューはネタバレを含みます
いつ壁ズンするか、という物語とは別のサスペンスを感じちゃうレベルで絵面を寄せてきてて、なるほど確かにこれはインスパイアってレベルを超えてますかね。
最初は北欧っぽい(あんまり知らんが)、ローテンポの鬱々としたスリラーって感じでウトウトしながらも結構引き込まれてたんだけども。
子供には子供の戦争があって子供には子供の地獄がある。
インスパイア元にも薄っすら通っていた様に思うエッセンスの抽出とその増幅。& 絵面の完コピ。作り手達の勝算はその辺りだったんですかねえ。
チョーさんをマジガキにした事で「お気の毒値」が爆跳ねしちゃって何だか居心地悪くなるんだけど、お猫様を踏殺した時点でコイツには仕置必至だし、メリケン産では中々ここまで子供達が酷いことにならないからそこは新鮮でした。
子役はみんな良かったと思います。
アナちゃんはキャリーみがあってサイキックつよつよの説得力ありましたね。
もうちょいオリジナル要素が勝ってたらなぁと思ってしまう個人的にはとても惜しい一本でした。
いや楽しんだんですがねー
追記
本作とは全く関係ないけど、それにしても大友全集のビニールカバーはマジで何とかならんのかね、、、。劣化する未来しか見えん。
追記2
サイキックに特色があるのは良かった。