子供が出る悪趣味な映画でいつも思うことは「これよく保護者は出演オッケーしたなぁ〜」な訳なんですけどw
とにかく終始子供達の演技がヤバくてずっと引き込まれました。天才か。
夏に観るホラーとして完璧な布陣でした…
先が分からず、能力を備えた子供の好奇心と復讐心が絡み合いながら、命が軽く扱われる感じ。
子供の頃蟻の巣を埋めて面白がっていたことや、蜂の羽をむしって指に這わせて遊んでいたのを咎められてそれは悪い事なのだと知った日のことを思い出します。
だからあの悪行を一概にひどい、最低な子供とも思えない部分がある。
（その過程で殺めていくことにも、おそらく移民であったりとかあらゆる抑圧を考えるとただダメだったのか考えてしまう。しかしあの子は一線を超えてしまった、力があることで人の命を操れる事に慣れすぎてしまったのでは？という虚しさ…）
お姉ちゃんの靴にガラスの破片を入れた時、猫を高い所から落とすシーンで隣で観ていたご高齢の方が「あらー」「いやー」と言っており臨場感……でした。
ホラーに慣れすぎて先の展開が分かってしまう故か新鮮…そりゃそう思うわ！
最終的にめっちゃ「お姉ちゃん…！！！！😭」になってしまい展開は度々つらいものの、静かながら演出と些細なCGがとても効いていて楽しんでしまいました…！
