このレビューはネタバレを含みます
子どもの「遊び」の中に潜むイノセントな暴力が怖いし痛い。好奇心に駆られてミミズを踏み潰したり、アリの巣を破壊する。暴力的な「遊び」を行う子どもたちには悪気はなく、無垢な笑顔を浮かべる。自分にも身に覚えがあるだけに居心地が悪い。
猫の頭を踏んだり、足がボキっとなったシーンはこっちまで「ヒェッ…」となった。
ポスターも然り、反転のモチーフが多かったけど、何を意味してるのかは分からなかった。反転世界＝子どもの世界？
ただ、三輪車を漕いでる子どもたちを逆さに撮ったカットが、最初は影が遊んでいるように見えて怖かった。
