うわぁ

イノセンツのうわぁのレビュー・感想・評価

イノセンツ(2021年製作の映画)
5.0
最悪な気分になった。
これをホラーと呼ぶのかはわからないけど、途中何で映画館で観ちゃったんだろう、せめて配信を待つべきだった、怖い、と後悔してた。
本当最悪な気分になった。

つまり、

めちゃくちゃ良かったってこと(^-^)

大友克洋の童夢を元にしたっていうので童夢が好きな私は観た訳ですが、本当に童夢だった。
特に最後のシーン。胸熱。

ベンがさぁ、最初にアナに明確に負けた瞬間、アイシャを殺そうとした時ね、多分負けて悔しくて泣いたじゃん。
あれがさぁ、「負けて悔しいから」泣いたんじゃなくて「友だちに手をかけそうになったから」泣いたんだったらどんなに良いだろうかと思った。
まぁそんなワケないけどね!
ヤバ(固有名詞)の頭踏み潰すのヤバ(形容詞)くて最悪。
虐められてなくてもこいつ片鱗あったよな。
推定脳震盪起こしてる母親にぐつぐつのスープ溢すのも最悪。そんで放置するからさらに最悪。ティザーで流れてたシーンは骨出てたし、まさかいじめっ子殺されるし、本当に最悪。
でも悔しくて泣く時は母親を呼ぶんだなぁ、不思議だね。

超能力相手に丸腰で挑もうとしたイーダはその度胸に頑張ったねって言ってあげたいよな。
警戒しながらも飛行機で遊ぶベンが無邪気で悲しかった。
ベンが超能力使えるようになるくらい努力したんだよねってことも認めてあげたいことだよな。

あまりにもベンの嫌な役がうまくて、この子実生活でも虐められないか心配になった。

まぁ、結論としては憎い相手がいたとしても、超能力なんて使わず責任持って手ずから殺せよな!ということです。私がそういう人間でありたいので、、(?)
うわぁ

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