このレビューはネタバレを含みます
※ノルウェーの郊外にある団地を舞台に、不思議な力に目覚めた子供たちが無邪気さ故に、やがて恐ろしい事件を引き起こす物語。
まさかのサイキック・スリラーだった。念力を扱うシーンも含めて地味な作りだったが、ゾクゾクする感じが良かった。
とりあえず猫好きは観るのに注意した方が良いと思った。
予告のイメージだと主人公:イーダがヤバい奴で、狂気を表していく物語かなと思っていたが、団地で知り合って友達になったベンが、もっとヤバい奴だったのは驚きだった。
イーダの姉:アナは自閉症で、言葉を発する(喋る)ことが出来ないのだが、アイシャのテレパシー能力で、言葉を僅かながら発する(喋る)ことが出来る。またふと我に返った時に、具体的に絵を描いたりする。
この時の自閉症が出ていない時のアナの表情が明らかに違うので、アナ役を演じた役者の演技が、見事だったと思う。