“私たちが止める。”
»自閉症で話すことのできない姉を持つ９歳の妹は、緑豊かな郊外の団地に引っ越して、そこである少年とある少女と出会って４人は仲良くなるが、それぞれに不思議な力を操れることを知り、やがて少年が暴走し出す。
はい、このヤバそうなビジュアルに惹かれて、興味津々で見始めましたが…って、あんな衝撃的シーンや派手さは無いんですが、ジワジワと迫り来まくる２時間でしたね。
で、とりあえず猫好きにはオススメしません…序盤に目を背けたくなるので。
そう、淡々と不穏な雰囲気で進み、正に幼少期の無邪気な悪意を思い出して…好奇心が優先して昆虫等に酷い悪戯してしまったり、やがて子供なりに嫉妬して突拍子もなく誰かを傷つけてしまったり。
うん、どうしてあの子供たちにそんな能力が備わったのかが謎なので、好き嫌いはあるかもしれないけど…不気味さだけで攻めたシャマラン監督みたいなタッチに浸りたい方にオススメです。
そして、あの子役４人の妙演のアンサンブルに尽きます。
