みやか

イノセンツのみやかのネタバレレビュー・内容・結末

イノセンツ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

大友克洋「童夢」からインスピレーションを得た本作。

イノセンツ=無邪気な。子供たち。

大人たちが一切介入しない、
子供たちだけの秘密。

けれども
秘密にしたくてしているわけではなく
言っても大人は信じてくれない。
自分には超能力があると。

だからこそ、
どう解決したらよいのか
自分たちだけで必死で考える。

時には大人に答えを求めてみたりもする。

「意地悪な子が
意地悪なことをしようとしてたら
どうしたらいい?」と、、、

親が真剣に向き合ってくれない。
そもそも教えてくれる親がいない。
そんな場合はどうしたらいいのだろう。

幼少期に蟻を踏みつけたり、
そんな経験はないだろうか。
それは遊びの一つであったかもしれない。

無邪気で無垢だからこそ、
良し悪しが分からない。
子供たちを正しく導くことが
とても大事なのだと
改めて思わされる作品。

自然豊かで素敵な土地、
そしてたくさんの家庭がある団地で
こんなことが起こっているなんて。
お願い。もうやめて。
そう願わざるを得ないでしょう。
みやか

みやか