子供による
子供のための
子供の奇術団地大戦。
終始、不快で仕方の無い
ノイズと不協和音に包まれる。
これが今作の「ホラー部」の8割な気がするんですよね。
北欧らしい、カラッとしてるけど
確かに嫌な湿度も感じる
あの独特の嫌悪感。(褒めてます)
あとの2割はシンプルに
「子供」に対する恐怖。
こどもって、何考えてるか分かんないじゃないですか。
乏しい感性に表情に語感。
それも自閉症という、意思の疎通の壁まで立ててくる。
こうなると
何をしでかすか分からない不安定さと
しようのない共感の不安 ≒ 恐怖。
この答え、
言わば恐怖の正体が自分の中で導け出したら
もう後は本作に怖いもの無しですよ。
(こわかった)
夏休みが終わり 団地での
喧騒の中での静寂の決着。
ぅおうっ! ってなった。