ノルウェー産・サイキック・スリラー。
もしも超能力が使えたら…
ある日突然超能力が使えるようになった子供達の話。
物体を動かす、人を操る、相手の心を読む、テレパシーで会話する。「スターウォーズ」の"フォース"みたいな力なんだけどその力はなぜか特定の子供しか使えない。
はじめは興味本位だったけど徐々に歯止めが効かなくなり、恐ろしいことにその能力を使い始めてしまう。。
日常的な風景の中にどこか不穏で闇のある光景を描くのが巧かった。ファンタジーな設定ながら純粋な子供達なら何かそんな力を秘めているのかもと思わせる。ド派手にあれこれやるわけではないのが逆に怖さがあった。
ジャケットのセンスが抜群に良いと思いました。