世界一偉大な映画監督であるイングマールベルイマンの幻の初期作。お金に困ったサーカス団の話。
フェリーニの道を彷彿とさせるような映画でした。フェリーニ自体、ベルイマンの野いちごと魔術師が大のお気に入りだったそうなので、もしかしたら今作からも影響を受けているのかもしれません。
今作はほとんど見られていない作品かつ、ベルイマンの初期作ということもあって期待しながら鑑賞したけど、意外と普通の映画でした。というか他のベルイマン作品、特に第七の封印や女はそれを待っているとかと比べたら、流石に今作は見劣りしますね。まあしょうがないとは思いますが。。。おそらく今作を発展させた作品が魔術師になるんでしょう。
ベルイマンのファンなら見ても良い映画かも。ただ個人的には、今まで見たベルイマン作品の中で今作が一番微妙でした。