なすび

道化師の夜のなすびのレビュー・感想・評価

道化師の夜(1953年製作の映画)
4.0
アマプラで発見、ひさびさ未見のベルイマン作品を見る。

冒頭、馬に引かれるサーカスのワゴン隊が一列に並んで進んでいくのを遠目から撮ったのと、水面に映った姿を撮ったところから始まりめちゃめちゃベルイマンで、感動した。最近の自分はずっとベルイマン不足で『野いちご』『第七の封印』『冬の光』『魔術師』あたりは毎年見ないと気が落ち着かんのである…(こうなるとDVD買わないとね…)
ベルイマンといえば鏡、鏡写しの画がよく出てきた。(水に映ったのもしかり)

サーカス団の団長が主人公、サーカスの場面も見れて楽しい。サーカス映画いいよね。
この主人公が最初の方に聞く道化の話と、自分が後半陥る状況がちょっとリンクしている。

団長の妻、めちゃ強い自立した女だった…

団長アルベルトの愛人役の子、前髪ぱっつんで可愛いな〜と思ったらハリエットアンデルセンか!これまでも何度かベルイマン作品でお目にかかってる。よく考えるとなんかいつも酷い目に遭ってる役な気がする笑 いやしかし、ベルイマン映画でひどい目に遭わない人の方が少ないのか?🤔今回の髪型がよく似合ってたのか、今までよりコケットな魅力が見れた。

道化の人の顔アップになったらめっちゃすごい顔でびっくりした

あと、猫!!!!!!!すごい演技猫
牛も馬も熊も出てくる
グンナール・ビョルンストランド様も演劇の監督?役で出てます(グンナール様イケメン大好き)
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