世界一偉大な映画監督であるイングマールベルイマンの幻の初期作。お金に困ったサーカス団の話。
フェリーニの道を彷彿とさせるような映画でした。フェリーニ自体、ベルイマンの野いちごと魔術師が大のお気に入…
序盤は設定と雰囲気説明の部分であり、仕方がないとはいえちょっとつまんなくて、初期作ならこんなもんか?と思ったら中盤から火がつきまして、さすがだなと。ベッタベタな設定で大したドラマも起きない話なのにエ…
>>続きを読むノミやシラミと同居しつつ地方を巡業するサーカス旅団。いささかくたびれた座長アルベルトと、連れ合いのアン。男はできればサーカスなんてやめて妻子の元に戻りたいし、もし男がそうするのであるならば女も女で面…
>>続きを読むまさかアマゾンプライムでまだ観ていないベルイマンが観れるなんて…!
生誕100年祭の際に足繁く映画館に通った幸福な夏の記憶が蘇る。
最初から最後までずっと面白かった。何回も笑った。抜群のユーモアと、…
このレビューはネタバレを含みます
①2021/07/15 DVD
②2021/07/16 DVD
撮影は本作で初タッグを組むスヴェン・ニクヴィスト、ヒルディング・ブラド。
音楽はカール=ニビルイェル・ブロムダール。
物語は、巡回…
このレビューはネタバレを含みます
人生では、辛いことばかりでほんの束の間の幸福だけを糧に、ひたすら重い足を引きずりながら、歩き続けなくてはならないのよねぇ〜……。
ボロボロの馬車に引かれて巡業するサーカス団。
雨に荷物をさらわれ、…
長らくソフト化されなかった巨匠ベルイマンの名作がなんと予想外のジュネス企画さんからリリース。ありがたく鑑賞🙏
サーカスの旅に疲れ果てた座長とその内縁の妻である馬乗りの悲喜劇。あの『第七の封印』の原…
京橋・国立映画アーカイブにて鑑賞。
イングマール・ベルイマン監督の未見作品を観たのは、本当に久しぶり。今年(2018年)はベルイマン生誕100年だったので、レア作品含めての特集上映を期待していたが…
ベルイマンとスヴェン・ニクヴィストが初めて組んだ記念すべき作品。
序盤のサイレント的シーンは面白かったし陰影のつけ方も流石ではあったが、何か物足りない気分になったのは会話の場面における構図の普遍性…