うわっはっは~笑
なんか今から考えるとなぁ~。
学生時代に付き合っている彼女がいるのに、別の女の子と飲みに行った時、純粋な私は罪の意識に苛まれた。
心の中に善悪の二人の自分がいて、善の方は「いいか、飲むだけだぞ、それ以外は考えるな」と。悪の方は「これはチャンスだ、ものにするのだ」と。苦しんだ、もがいた。すると善の方は付き合っている彼女を連れてきた。「やれるものならやってみなさい」と過去の私の悪行を時系列に並べ始めた。またまた私は苦しんだ。
「ねえ、聞いてる?、面白くないわ! もう帰る!」
私ははっと我に帰った時女の子は席をたって店を出て行った。
下を見ると善が私の足をつかみ、後ろでは悪が背中を押していた。
この映画のとおり善を圧し殺すことが出来なかった。その意味でこの映画の主人公のおっさんとは正反対だ。
善に連れられた彼女は私の今の奥さんで来年結婚30年を迎える。
奥さんに「嘘はいくら嘘て固めても所詮は嘘や!」と活を入れられて30年だ。それもこの映画で出てきたセリフと正反対だ❗
いま私は家内に託けられたものを買い出しに来ている。
悪は最近出てこない。
寿命で逝ってしまったのだろうか。