海炭市叙景の作品情報・感想・評価・動画配信

『海炭市叙景』に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

佐藤泰志のオムニバス純文学を映像化した作品。
原作は未読。

島崎藤村の私小説のような終始陰鬱とした展開が続く話で、前半の30分くらいは退屈だったけど、そこからは次第に作中の世界観に惹き込まれていく…

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の

のの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いまだに函館に漂う閉ざされた街の空気感を、時代もあってかより一層感じる。
狭い社会で生きていくことは浅はかだと思いながらも自分にはない部分で羨ましさも感じてしまう
アイリスで見れてよかった!
SASA

SASAの感想・評価

-
函館の街並みと哀愁が漂う映画だった。
静かに哀しくて素敵な時間を過ごした。
絵も美しいのに、芝居も美しい。両方が両立しています。冷たく徹底したリアリズムがとても寂しく、悲しく、心地良かったです。
SANKOU

SANKOUの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

冬の函館という舞台がもうどことなく寂しさを感じさせる。人生に行き詰まってしまったもの、心に傷を負ったもの、心が荒んでしまったもの、今日を生きていくだけで精一杯のもの、鉛色の空の下で生きている彼ら一人…

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交錯する人生
手を繋いでいた兄が影だけになる
猫 かわいい

最初のシーンから低所得者ということが丸わかりな状況。
その海炭市に住む人々のオムニバス映画。

どの人もそうだけど絶望的な立ち位置になっている。
それでも精一杯生きているという事実に変わりはない。

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今年のGWは『100万ドルの五稜星』に影響されて函館旅行に行くのでその前に函館3部作と呼ばれる映画を観とこうと思い3部作1作目のオムニバス映画『海炭市叙景』を鑑賞。
LOUNGEACT

LOUNGEACTの感想・評価

5.0

原作は佐藤泰志の最高傑作だと思っていますがこちらの映画の方もかれこれ8、9回くらい見ました。
原作の良さを余すところなく再現できた奇跡の作品。

オムニバス形式の中、最も好きなのはポン引きスナックで…

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