ぶどう

The Hand of Godのぶどうのネタバレレビュー・内容・結末

The Hand of God(2021年製作の映画)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

冒頭から美しく迫力ある映像に引き込まれた。落下しても輝くシャンデリアが強く心に残った。
本作は何度か見てみないと自分の中で咀嚼できないかも。解釈に難しいところもあった。
仲のいい幸せな家族の中で幸せに過ごす少年ファビエットに、ある日、天地がひっくり返る様な悲劇がおこる。そこからの前進を丁寧に描いた映画だ。
ただ他の方のレビューにもあったが、あるシーンが強烈すぎて、、、
理解不能な超グロテスクなシーンだった。
それは、


老女と思春期の少年の性交。いやーパンチ効いてた。あれ必要?おえーってなった。少年が過去を振り返らず前を向いていける様に荒療治的な老女の優しさだったんだろうけど、いやいやグロテスクすぎ。

これは日本とイタリアの文化の違いなのか?

追記: 冒頭のみ再視聴。後の悲劇を知ってるからこそ、3人でバイクに乗っているシーンが尊く眩く見えた。号泣。
また、オープニングの海からの走行する車、からのナポリの街並み、そしてパトリツィアが見た廃墟のシャンデリアまで徹底して音も含め画角も計算され尽くしてると気づいた。つくづく、上であげた老女との性交シーンが残念と思う。万が一事実であれ、あのシーンはいらなかった。そのため0.5ポイント下げた。

追記
ふとした時に思い出すシーンがいくつかあり、それって名作ってことでは。と思い直してポイント0.5上げた。あのショッキングなシーンより、それらの美しいシーンのほうが思い出されたので。

再追記
どうしても忘れられない!これは傑作なのでは?さらに0.7ポイントアップ
ぶどう

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