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死刑にいたる病のHIROのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
4.4
俺も阿部サダヲに心持ってかれるところやった!!💦

映画は静かにそして穏やかに始まる。水に浮かぶ桜の花びら・・・

殺人犯・榛村が犯した24件の殺人の中、1件だけは私の仕業ではないと言う・・だから真犯人を見つけて欲しい。それを託された大学生の雅也は過去の事件を振り返っていくのだが・・。

静かに穏やかに始まるとは書いたものの、犯行(拷問)シーンは白石監督の得意技というかグロく目を背けたくなる描写となってます。

フォロワーさんが言っていたように阿部サダヲの”眼”の怖さに声や雰囲気と、まぁとにかく不気味でした。

白石監督お得意の”雨”のシーンもあり、”雨が降ると何かが起こる”は今回も炸裂です。あと面会シーンで2人の顔が重なるような撮り方が斬新でした。

128分の映画ですが、140分くらいあったらおそらくボクもあなたも榛村に・・・
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