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死刑にいたる病のmaのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.9
和製タランティーノかよと思うほど、いやそれ以上のグロシーンで正直監督の趣味か?と思うほど長い拷問シーン。
これは正直しんどい部分が多かったが、話の運び、伏線の貼り方、ショットの撮り方は圧巻。

拘置所でのショットの運びはすごい。
マインドコントロールされていく様をガラスの反射でうまく表現してる。

特に気になったのは主要人物の服の色。
基本、みんな白衣服を着用している。

正直中盤で気づいたので、完璧な考察とは言えないが、これは榛村にどこかしらでマインドコントロールをされている人間は白、それ以外は黒の服を着ているのではないか。(警察官や制服は除く)
主人公の雅也は黒→白→黒となっていく。
最後面会時服が黒に戻るのはマインドコントロールの解除を表すのではないか?
途中から気づいたので、円盤化された際に服の色は2回め以降確認したいと思う。
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