ひろさん

死刑にいたる病のひろさんのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
4.0
榛村大和(阿部サダヲ)と筧井雅也(岡田健史)のやり取りに気持ちが引き込まれている中で、怪我をした雅也の手の血を大学の同級生灯里(宮崎優)に舐めさせる演出に興冷めしたが、その意味が最後の最後に分かり、脚本の良さに改めて感心した。冒頭で榛村が何かを川に撒くが、これが殺害した人の爪であったことも最後に分かり、不気味さが強調される演出であった。
人の心を操る榛村大和を演じた阿部サダヲがはまり役で、映画の完成度も高かった。
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