心理描写も相待って非常に尖った映画だった。
凄惨な拷問シーン、ラストにゾッとするどんでん返しあり。
最初に待ってる花びらだと思っていた物は実は...。
阿部サダヲの目の中の闇が恐ろしい。果てしなく深い闇。そこにあるのは無。
主人公が徐々にその闇になまれていく様子も違う意味で恐怖を感じた。最後は阿部サダヲを闇の力に頼らずにハッチャケている主人公だったが、その後にどん底に突き落とされる。
また、殺人鬼が人を痛ぶるのを楽しんでる様子もなく、淡々とこなしていく。秩序型犯罪者のルーティンを見せられているようだった。
痛いの大丈夫って方なら、一件の価値あり。
