題:ヤマト、サイコー!
製作:2022年、日本
監督: 白石和彌
原作:櫛木理宇「死刑にいたる病」
出演: 阿部サダヲ、岡田健史、中山美穂
とてもオモシロかったです。
3つにまとめてレビューします。
1.露悪的
拷問シーンがグロテスクだし、イヤらしい。
用水路に撒かれる花びらの正体が分かった時とか、
OLの死体の損傷具合とか、正直ゾッとした。
まぁ、こっちもそういうのが観たいのであるが…
2.大和さん
阿部サダヲさんが演じる変態殺人鬼の榛村大和さんがとても魅力的。
若い時分の大和さんもアベサダさんが演じるのだが、
ルックスが思いっきり“変態”で笑ってしまった。
3.リアリティライン
パン屋の主人に「がんばってるね」って声かけられて心を許す中高生なんているのだろうか…?
BLT…O、ビーエルティーオー、サンドをパン屋さんで予備校行く前に食う中学生なんているかな?
リアリティライン、つまり現実との整合性に違和感を覚える。
しかし、それを脇に置いといて観れば楽しめると思う。
だって、映画の話だから。
キルケゴールも特には関係ないし。
総評
さすが、白石監督!
次回作も楽しみにしております。