序盤に痛い拷問シーンが少し入る。それ以外はあまりグロシーンはない。
狐狼の血が1.2ともに見ることができたなら多分大丈夫。
サイコパス映画は邦画でも洋画でもいくつもあるが、この阿部サダヲはリアルでいい。
人当たりが良く、賢く穏やかで、他人を手なづけるのが上手く、懐柔して心に住み着いて、操る。ハンニバルみたいな。
邦画にありがちなヒステリックさや騒がしさが無いのが良かった。
殺人犯と分かりながらも鑑賞者すら最後は操られてしまうのが面白い。
自分は刑務所にいながはも欲望を満たすために他者を操り眺める様が怖いね。邦画の歴史に名を残す殺人鬼ではないだろうか。
