なゆき

死刑にいたる病のなゆきのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.0
※トロント日本映画祭で鑑賞

あらすじ一応映画祭のパンフに英語であったけど、白石監督作品のグロ描写耐性がないカナディアン達がうぅ…とかoh...って言ってたり顔背けててちょっと可哀想だった。

私としては白石監督作品って感じだなあ、阿部サダヲってやっぱり演技上手いなあ、以上の感想特に無かったかなあ。流れをさらっただけって感じだし驚きの展開があった訳でもないし、最後の終わり方も、ほぉ、まあその流れはそう終わるか、って感じで、描写グロめの割にすーっと終わった感じ。
元法学部生として(刑法専攻では無かったけど)裁判記録とか各資料を読んだ上でのあの意見と学部生に言われるまでもなく分かってるプロの弁護士とのやり取りに共感かつ歯がゆい気持ちを感じたりはしたけど、それ以外で何か強い気持ちはもてなかったな。理解したいって訳では無いけど、全体的にもうちょっと誰かを深く掘り下げてくれても良かったのにな。岡田くんか阿部サダヲの片っぽだけでもいいから。
何があったのかを解き明かしてく話、に対して私が求めてるものが違っただけの話なので、何かが悪いって訳では無いんだけどもね。
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