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死刑にいたる病のギャスのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.1
ホラー映画と思った方が良い。拷問や女性に対する拉致や暴力、傷や死体のクローズアップなど描写が執拗で長い。スキャンダラスを狙うにしろ、かなり悪趣味の域。
サイコサスペンスとしてストーリー的にサイコ感を醸し出すために、被虐待児を偏見やマイナスイメージのみで扱うところも雑すぎる。
ただ、阿部サダヲと水上恒司の演技は良かった。

ネタバレ
ホラー映画としては最後の面会で雅志と榛村の立場が逆転したあたりが面白かったがその後にもう一度あるどんでん返しも良かった。ホラー部分よりこの辺りの方にもっとフォーカスしてじっくり味わいたかった感じはある。
あと、せっかく良かった配役だが岩田についてはどうにもしっくりこない。他がベタな配役でうまくいっているところに彼だけ違和感が残る。
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