Toriko

死刑にいたる病のTorikoのネタバレレビュー・内容・結末

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

信頼関係を築いた後にに恐怖と苦痛でジワジワ死に追い込むやり方が病的で狂気だった。

灯里が雅也に近づいたことと、真面目そうな灯里には似つかない友達が周りに多い理由が最後に分かって、これが真のサイコパスか…と。

心を掌握され洗脳された人は罪の意識で普通の生活には戻れない。一生榛村の記憶と共に苦しみ生きた心地がしない地獄で恐怖が付き纏って犯罪を犯す一因になる。

榛村の看守をも取り込む話術が別の形で活きてたらな…
キラキラした目でターゲットに近づいて、死んだ目で操作していてゾクっとした。
面会室で話すときの表情が反射で写っていて、背後から急に出てくるのとは違う嫌〜な怖さがあった。

問題を起こすと「親の顔が見てみたい」って言うけど、養子だったとか暴力を振るわれていたとかイジメにあっていたとか…他にも犯罪者の背景を知ったら外野は多少納得してしまうところがあるから身内までネットに晒されるんだな…育った環境って大切だ。。
Toriko

Toriko