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死刑にいたる病のetcetranのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.7
きびしすぎる父親がいる雅也。
自己肯定が極度に低いその心のスキマに
ヌルッと入ってくる榛村。

「もしかして、俺の中にも殺人鬼がいるのか。」
その疑いを持つと徐々に強気になってく雅也。
それさえも計算づくだった榛村に
マインド・コントロールされつつある
水上恒司くんの演技力が見どころだった。

残虐なシーンとサダヲさん。
陽気なサダヲさんファンとしてはなんか辛かった。
表情に狂気を感じさせなくて逆に狂気だった。

榛村の口癖の「選んでいいよ。」
雅也の母親の「私決めれないの、あなたが決めて。」
これがなんかモヤモヤして気味悪かった。

支配したい人とされる人。
このマッチングには気をつけないとね。
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