死刑にいたる病のねこのネタバレレビュー・内容・結末

ある日主人公の青年は連続殺人犯に面会をするよう頼まれる。彼は24件の殺人を犯したが、その9件目だけは彼の仕業ではないという。以前付き合いがあった事から青年は事件の真相を調べ始めるが…というお話

阿部サダヲの気持ちの悪い笑顔と暗い目が印象的だった。言葉巧みに主人公を操り、こちら側へ引き込もうとする演技がゾワゾワする。少し羊たちの沈黙のレクター博士を髣髴とさせる。ただマインドコントロール術がやや平凡というか…こんなんで洗脳される？？みたいな感じで、主人公への洗脳も「まぁ父親じゃないんだろうな〜」って言うのが分かってしまいあまり驚きは無かった。

主人公も引き込まれちゃうのかなと思いつつ、案外メンタル強いタイプ。結局犯人のおもちゃにはならずに済んだ。ラストの展開はよく分からず…あの少女も洗脳されていたってオチかな。