連続殺人事件、快楽殺人鬼、背筋の凍る表情と目を背けたくなる場面が多く、観終えてドスンと重たい気持ちをなった。
阿部サダヲ、ホントに恐い。
幼少期に親に捨てられたり虐待を受けたトラウマを持つ人間が、成長して大人になると歪んだ人格になるとは限らないが、、いい人として近づき信頼関係を築いていた人が豹変するのは恐ろしい。
中山美穂演じる雅也のお母さんも自分を卑下し、自分では何も決められない、自己肯定感の低い人。
自分も親になって気付く事も多いが、幼少期は特にありのままを認め無条件に受け入れる寛容さ、深い愛情が大切だと感じた。
犠牲になった真面目で榛原の好みの中高生が気の毒でならない。
暗くて自信のない雅也演じる水上君の演技もよかった。