何年かぶりの再見。男女間のみならず、異文化・異世代同士で一切噛み合わないディコミュニケーションが魅力的。納豆の問答でその結果が如実に表れてしまうのが悲しい。終盤の幻想シーンの見事さは何度観ても色褪せ…
>>続きを読むこの映画のリズムやムードに慣れるまで1時間かかったが、慣れてしまえばもう絶品でした…特にシーン変わりのカット繋ぎが快楽的。倫理観の危うさを自覚(自首)することで、とても倫理的な仕上がりになっている。…
>>続きを読む日本社会の軋みを捉えたルポルタージュ的な側面だけが際立っていたら、つまらない作品になっていたのかもしれない。このテーマで、3時間の間ずっと、映画的な快楽を味わえることに本当に感動した。
暴走族の轟音…
【地続きの閉塞感】
地元感を強く残し、リアルに葛藤する人間模様を描く。多様性を強く否定しながらも周囲を受け入れられない不器用な登場人物が哀しさを際立たせる。
抉るような心理描写に息が詰まる良作。
エ…
会話劇としてのテンポの良さに改めて驚かされる。田我流をはじめとして、みんな熟練の役者というわけではないのに喋らされている感じが一切なく、台詞がやたら耳に馴染んでくる。演者たちがフリースタイルでスピッ…
>>続きを読む空族映画ははじめてでしたが、ちょっと自分にはハマらなかった感じです。
荒廃していく地方都市に住む若者や出稼ぎ外国人などの人々の生き苦しい世界が描かれているんだと思われますが、3時間の長尺でも全体的…
ギャングスタ選び2021のあとに観るには最適だったかも。最後のショットが猛烈に不快ですごい。それも含めて出来れば目を逸らしたいようなスーパーローカル・ジャパンの閉塞感がえぐいくらい詰め込まれててかな…
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