甲冑

ユダヤ人の私の甲冑のレビュー・感想・評価

ユダヤ人の私(2020年製作の映画)
3.5
カイエ勢やリヴェット以来(?)ホロコーストの表象不可能性に対しては“卑劣”な事をしてはならんという流れを守ってかこちらも素材をそのままに余計な味付けなし。『ショア』『不正義の果て』のような抉り込みはないが淡々と闇の奥に迫る。ドイツではなくオーストリアの状況が勉強になった。そして第3弾は何とヨーゼフ・メンゲレのそばにいた元少年の証言との事で人間性の極限の話になりそうでああ恐ろしや。とりあえずこの辺は精神に悪いので検索せんとこ…。
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