きみ

ナチス・バスターズのきみのネタバレレビュー・内容・結末

ナチス・バスターズ(2020年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトルからしてB級ゾンビ映画みたいなものかと思いきや、案外まともな映画。

舞台は第一次世界大戦の東部戦線。
ナチス兵を次々と倒していく「赤い亡霊」と呼ばれる謎のソ連狙撃兵。
その男を探し抹殺すべく動き出した、ドイツ軍部隊。
そして本隊からはぐれてしまった5人のソ連兵たち。
それぞれの動きを見せていた彼らが、村人のいなくなった寒村でかち合い、戦闘が始まる。

赤い亡霊は無敵の男でも、最強の男でもない、ただ強い意志を持つ男。そして闘いの中で死ぬと、また次の赤い亡霊が生まれる。
邦題のナイスバスター“ズ”に少しの納得感が湧くラストでした。

最近見た「SISU」と似た印象がありつつ、それよりも戦闘がマイルド、かつ大尉の全裸戦闘などクスッと笑える要素があります。
スッキリと纏まっていて、見やすく、格好良い作品でした。
きみ

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