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カラダ探しのはのレビュー・感想・評価

カラダ探し(2022年製作の映画)
2.3
赤い人から逃げながら身体を探し終わるまで一日をループする話

橋本環奈が橋本環奈の姿で存在しながら目立たないブス扱いされる美醜の観念がぐちゃぐちゃな異世界。
見た目橋本環奈なのに無視されてるって人でも殺したのかこいつと見てて笑えた。
その割にはイケメンに好かれたり、仲良くなった相手からは可愛いとか言われたりするので、この作品世界の人間の感覚はどうなっているのか。
日本の映画では美男美女がブスの役を演じる事ってよくあって、自分としてはかなり意味不明で不満がある。
これ、昔から言い続けてたんだけど、昨今のポリコレの映画への侵食を見てると、そのうち面白いことが起きるのではとワクワクし始めてきた。
ポリコレだと美人役をブスがやらなきゃいけない決まりなので、この考えが日本映画界も毒したらブス役を美人が、美人役をブスがやるみたいな事が起きるんじゃね?
それを変だと指摘したら差別とか言われる。
そういう世界はわりと笑えるので早くそうなって欲しい。
自分もおかしいと声を上げる人を差別だ差別だと叩きたい。

赤い人の強さが主人公サイドのテンションでコロコロ変わるのが割と気になった。
ブルドーザーくらいの腕力かと思ったら急に女子でも鉄パイプで戦えるくらいに弱体化するのはなんでなんだろう。
てか始まる前に罠仕掛けとけばいいのに。
クライマックスの主人公の焦らし芸がかなりイライラして笑えた。
自分の今後の為にも重要度が高いタスクからこなすように習慣づけて欲しい。
つうか最終的に猫はどうなった?
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