たむたむ

カラダ探しのたむたむのレビュー・感想・評価

カラダ探し(2022年製作の映画)
2.3
「あの怪物は、俺たちの孤独の塊だ。」

ウェルザードによるホラー小説をもとに、『海猿』シリーズの羽住英一郎監督が、旬の若手俳優陣をキャスティングし映画化した作品。

突然タイムループに取り込まれた高校生たちが、毎晩のように真夜中の校舎で血まみれの少女「赤い人」の霊に追われ、殺される毎日を繰り返しながら、呪いを解くためバラバラになった人体パーツを探し集めるデスゲームの顛末を描く。

私の場合コミック版しか読んだことがないので、原作との厳密な違いは不明ですが、とりあえず序盤から「赤い人」を見せ過ぎで萎えました( ・᷄ὢ・᷅ )
ハシカン主演のホラーって個人的にハズレが多い印象だけど、本作は序盤から彼女の絶妙な死に(変)顔が拝めるし、ファンなら楽しめそうw

そもそもコトのキッカケがサッパリ分からない展開になってるし、キャラ描写も甘いから感情移入できないし、ゲームの「ある設定」が無視されていることで緊迫感は皆無だし、ミステリー要素が殆ど排除されてしまっているから、ストーリーの奥行きも無くなってしまっている印象。。(酷)
柄本佑扮する八代先生の扱いも雑だったしw

あと、このキャスティングだから仕方ないかもだけど、キラキラしたハオハル要素なんか入れず、一貫したホラーに徹して欲しかったかなぁ。。
『エクソシスト』など名作のオマージュは、ホラーファンならニヤリとできるかも( ≖ᴗ≖​)

続編を匂わせるポストクレジットあり(誰得)
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